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一般的に自律神経失調症というと治療が困難という印象が強いように思われますが、近年では副作用(効果が強ければ強いほど、ある程度の覚悟が必要となります)が少ないと言われる漢方治療も多くの病院で取り入れられるようになっているそうです。

自律神経失調症は自律神経(交感神経系と副交感神経系で構成されているようです)の乱れからめまいや頭痛、不眠などの症状を引き起こす病気なのですが、以前は西洋医学での治療が主でしたが、近年は身体に負担の少ない東洋医学である漢方治療が行われてる機会が多くなってきてると言えるでしょう。

これは患者さんのお薬への知識が高くなってきたことも関係していますが、医者の『副作用が少ない薬を使おう』と言った意識改革も関わっているようです。自律神経失調症では西洋薬を用いても漢方薬を使っても、風邪や下痢(水のような、泥のような、ゲル状の便を指します)みたいにすぐに短期間に治療できると言うものではないのです、長期間の治療期間を要するものもあるでしょうから、身体に自然で無理のないようなものが好まれています。

自律神経失調症の場合だと、薬の内服と一緒に生活環境を改善しなければ、いつまでも症状が続く事もあるでしょう。お医者様に行って薬を飲むことも大切なんですが、基本的な生活習慣を改善していったり、食事の内容をちょっとかえるだけでも自律神経失調症の症状が改善される場合がありますので試してみてください。

自律神経失調症の漢方治療で使用される薬には、血液循環(心臓から出た血液が動脈を通って体を巡り、静脈を通ってまた心臓に戻ってくることをいいます)をよくして温める逍遙散(しょうようさん)や神経の高ぶりや不眠症(睡眠に関する障害は長期化すると、精神的にも肉体的にも深刻な影響を及ぼします)を改善する抑肝散(よっかんさん)などがあります。

自律神経失調症で漢方薬を使いたい場合はかかりつけ医に相談してみたり、漢方薬局などに問いあわせてみるといいでしょう。

自分で自律神経失調症を改善できるとしたら、
あなたもその方法を知りたくないですか?
こちらのページで詳しく解説しましたので、ぜひ参考にしてください。
arrow_orange.gif 薬に頼らず、自宅で自律神経失調症が治せる治療方法とは?